2014.03.25
近年、いろいろな新しい業態のお店が登場していますね。その陰には、業態開発のプロの存在があります。今回は、外食業界の“業態開発のプロ集団”として起業した方を紹介します。 寺島昭典さん(53)は大手有名ホテルに入社し、調理留学のために渡欧しました。帰国後、ホテルのオープニングスタッフとしてその成功に貢献します。 その後、大手飲料メ...
2014.03.18
夕刊フジと銀座セカンドライフの共済で2月27日に開催した定年起業セミナーでは、補助金・助成金を活用するポイントをお話ししました。ローリスクで起業するといっても、やはりある程度の資金は必要です。行政は起業支援に力を入れていますので、自分に合った助成金を申請して、少しでも起業時の負担を軽くするのがいいと思います(補助金も助成金とほ...
2014.03.11
綿貫茂樹さん(67)は新卒で銀行に入社し、都心の支店長や融資推進部長などを経験。50歳になったころ、ホテル業界に転身しました。埼玉県に広大な敷地を持つリゾートホテルの総支配人として、まったく違う業界に戸惑いながらも、ホスピタリティーの大切さを身につけていきました。この時知り合った政財界の人脈が、今も生きているとのことです。 そ...
2014.03.05
シニア起業された方には、実年齢よりずっと若く見える人が多くいます。株式会社マグネット24代表取締役の齋藤智さん(57)も、お孫さんが2人もいるとは見えない、ダンディーで活動的な方です。齋藤さんは、ずっと先物取引の世界で働いてきました。 「学校を出て、『商品先物取引の業界に進む』と言ったら、親に大反対されました。しかし、飛び...
2014.02.25
第2回の「定年起業セミナー&交流会」(夕刊フジと銀座セカンドライフ共催)を2月27日(木)に開催します。前回(1月29日)はたくさんの方々にご参加いただきました。本日は、第1回でお話しした「起業までの全体的な流れ」について説明しましょう。 起業は以下のような流れで進みます。 (1)事業内容を決める これが一番大事で、事業内容...
2014.02.18
起業には準備期間が必要です。今回ご紹介する勅使河原(てしがはら)修さん(52)は会社員時代、起業を決意して会社に相談したところ、希望を受け入れてもらえ、会社に勤めながら準備できました。シニア起業のお手本にしたい事例です。 「私はゼネコン、不動産会社など建設畑で30年やってきました。ゼネコンは会社が厳しい状況に追い込まれ、希望退...
2014.02.10
起業したら、自分の商品やサービスを人に知ってもらわなくてはいけません。お客さまを紹介してもらったり、見込客を獲得したりするのに欠かせない存在がチラシやホームページです。インターネットが苦手な人もいるでしょうが、ホームページを作ることを強くおすすめします。 ホームページには一般的な形式があります。まず、ページの上に社名・商品...
2014.02.03
定年起業して、“ものづくり”をしたいという方も多いようです。とても素晴らしいことですね。しかし、何か面白いアイデアがあったとしても、ニーズがあるのか、ターゲットは誰かなど事業化の計画を練らなくてはいけません。 事業化については、わたしたちもお手伝いできますが、みなさんが悩むのは、試作品を作ったり試作前の段階で相談相手になっ...
2014.01.27
本当にやりたいことを仕事にしたい、とシニア起業を真剣に検討されている方も少なくないでしょう。久保晴也さん(52)は会社員としてピアノの販売を行っていましたが、アーティストのマネジメントにかかわりたいという思いが強く、45歳で退職。アルバイトで生活を支えながら音楽事務所設立の準備を続けました。 「わが国ではピアノという楽器が...
2014.01.17
今回ご紹介する池田眞一さん(66)は大学卒業後、中堅機械加工メーカーに就職。20代で設計、30代で営業開発、40代で取締役、55歳で取締役事業部長と順調に出世し、「社長の右腕」と呼ばれるようになりました。ところが、社長との考えに食い違いが生じ、不採算部門の責任者に回されてしまいます。 「急に居場所を奪われた気がしました。そ...
2014.01.10
今回は「ペルソナマーケティング」について説明します。シニア世代が起業するときには、とても有効な方法です。難しいことではありません。 起業してどういうサービスを行うか、どういう商品を販売するか具体的に決めたら、実際に利用してくれそうな人、つまり「ターゲット」を考えますね。その際、ターゲットを1人の「理想の顧客像(=ペルソナ)...
2014.01.08
定年前後の方々に「自分のスキルの棚卸し」をすすめ、自分に合った起業スタイルを検討してもらう。それをサポートするのが、わたしたち銀座セカンドライフの仕事です。シニア起業では、これまで会社生活で培ってきたスキルやネットワークを最大限に生かすべきです。その方法をアドバイスしていますが、スキルの棚卸しに悩む方も少なくありません。 ...
2013.12.17
五味正巳さん(60)は大学卒業後ずっと、建設関連業者を相手とする家業の金物屋さんを経営してきました。しかし、構造計算書偽造問題で建築確認申請の厳格化が行われ、さらにリーマン・ショックも追い打ちをかけて、厳しい時代を迎えます。 「夜も眠れないほど大変な思いをしました。そこで、一念発起してマーケティングを勉強しようと考えたので...
2013.12.16
今回、紹介する至道薫(しどう・かおる)さん(50)は、鉄道会社に長い間勤務してきました。車両整備からキャリアをスタートさせ、駅の助役などの現場を経て、社長直轄のICカード戦略や広報、集客宣伝から鉄道イベント企画、採用担当など、いろいろな部署で経験を積みました。 鉄道会社は離職率が低い安定した職場で、至道さん自身も、ずっとこ...
2013.12.09
今回は、わたし(片桐)が、これから起業を考えている人に役立つ情報を紹介します。 今年度から、国は「創業補助金」という制度を開始しました。創業、起業を考えている人をサポートする、これまでになかったタイプの補助金制度で、第3回募集分は今年12月24日まで受け付けています。 今までも、起業時の公的な融資制度はありました。しかし、今回...
2013.11.26
わたし(片桐)は、銀座セカンドライフの会員と毎日お会いしていますが、みなさん、実年齢より若く見える方が多い気がします。これはお世辞ではありません。仕事をずっと続けたいという前向きなオーラが出ているためなのかな、と思います。 今回、紹介する藤瀬敏幸さん(62)も本当に若々しく、しかもおしゃれです。藤瀬さんは、ずっとアパレル業界に...
2013.11.19
わたし(片桐)にシニア起業の相談をされる方の中には、日本の誇るべき「和の文化」を海外に広めたいという思いで起業される方が多くいらっしゃいます。今回紹介する和田政子さん(58)は、わたしが起業した時から応援していただいているのですが、まさに和文化の集大成のような女性です。小さなころから茶道に親しみ、現在では表千家台天目、小原流い...
2013.11.13
10月23日に夕刊フジと銀座セカンドライフの主催で「定年起業セミナー」を開催しました。事前に満席になり、読者の皆さんの起業に対する関心の高さをあらためて知りました。当日参加された方にお礼を申し上げます。定員で申し込みできなかった方にはぜひ、次の機会にお目にかかれたらと思います。 セミナーには、来賓として経済産業省、日本政策金融...
2013.11.05
定年を迎え、海外で自分の夢だった事業を興したいと思う方も多いのではないでしょうか? 今回ご紹介するシニア起業家は梶浦唯乗(ただのり)さん(64)。若い時に友人とアート関連の会社を創業し、株式公開するまでに育て上げた人です。 実業家として成功を収めた梶浦さんですが、東京農業大学出身で、若いころにはオーストラリアの牧場を放浪したこ...
2013.10.29
シニア起業のために、何か資格を取っておきたいと考えている人も多いでしょう。しかし、資格を取得しても、すぐそれでやっていけるかというと、なかなか甘くはありません。すでに同業者が多数いるうえ、商売に厳しい企業の経営者から、資格者というだけでお金をいただくのは簡単なことではないのです。 昨年10月に、私(片桐)が代表をつとめる銀座セ...
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