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2015.06.22

【定年起業への挑戦!】人脈の宝庫「名刺」を再活用する 手軽にデータ化も

 長いビジネス経験の中で、いろんな方の名刺を受け取ってこられてきたでしょう。名刺フォルダの中には、たくさんの名刺が眠っているのではないでしょうか? 定年起業には、これまで経験してきた業界周辺のネットワークを生かすのがベターです。名刺を眠らせておく手はありません。

 ところが、「あの人に連絡を取りたいけれど名刺をどこにやったのだろう?」とあわてた経験はありませんか? メールのやり取りをしていればまだ何とかなるかもしれませんが、そのメールも埋もれたかもしれません。だいいち、会社を定年退職してしまったら、これまでのメールアドレスは使えませんよね…。

 定年起業に備えて、もう一度これまでの名刺をデータベース化して活用することを検討されてはどうでしょう。今ではいろいろな名刺管理サービスがあります。便利なのが、スマートフォンで名刺の写真を撮り、アップロードするとデータベースにしてくれるものです。たとえば『Eight』(https://8card.net/)は基本サービスが無料です。

 これまでいただいた名刺がいつでもパソコンで一覧でき、たとえば会社名とか氏名で検索できます。名刺を撮影したりするのは手間なので、名刺のスキャンを代行してどんどんデータ化してくれる『スキャンマン』(http://www.scanman.in/)というサービスもあります。

 要は名刺フォルダにしまっておくのではなく、データ化してデータベースに活用することですね。どのサービスも一長一短がありますが、こういったサービスを利用して、定年起業の準備に、人脈の棚卸しを検討してみてはいかがでしょうか。 (取材・構成:藤木俊明)