2021.01.14
2020年はコロナで明け暮れた。年も改まり、定年起業に挑戦する人はどのような心構えで動けばよいのか。シニア起業専門の銀座セカンドライフ代表取締役片桐実央さんに、21年の展望を伺った。 まず、コロナ禍以降シニア起業をめざす人の動きはどうなのだろうか。 「一括りにはできませんが、『急いで起業する必要はない。慌てずじっくり考え...
2021.01.08
コロナ禍以降、都市部を離れて生活したいという声が増えている。本連載では、地方に移住しての働き方を紹介してきた。しかし地方で地域に貢献したくても、現在の仕事を辞めてまで踏み出せない人が多いのではないか。そこで注目されるのが、複業として地方で働くという選択肢だ。 複業マッチングプラットフォームを展開する株式会社Another ...
2020.12.24
「55歳から小ビジネスで稼ぐ!教科書」(辰巳出版)を出版した銀座セカンドライフ代表取締役片桐実央さんにお話を伺った。定年後、小ビジネスを始めようと思っても、ビジネスのアイデアが浮かばない人も多い。 「私がシニアの方から相談をお受けする場合にも、自分のやりたいことや経験値が、小ビジネスのアイデアに結びつかないという悩みを持つ...
2020.12.17
定年後は、「本を書きたい」「メディアにコラムを連載したい」などと考える読者もいるだろう。もちろん定年を待たずに副業で行っても、あまり問題にされないのが著作活動だ。物書きを始めるためのステップとして、ブログなどを書くのが一つの方法だろう。 しかし、せっかく物書きへのステップとして始めるなら、自分が書いたブログ、それ自体で収益...
2020.12.10
佐藤晋一さん(61)は日本年金機構を定年退職し、奥さまが立ち上げた事業「かがやき相談室」(株式会社輝きLAND)に合流した。佐藤さんは39歳の時に大腸がんを宣告され、以来7回ものがん宣告を受けながら、責任ある立場での仕事と治療を両立させてきた。そして、定年退職まで勤め上げることができた。奥さまは一緒に仕事をしたいと待ち望んで...
2020.12.03
早くから複業を認めてきたサイボウズ株式会社では、多くの社員が複業に従事している。しかし、若手はともかくミドルシニア世代の複業事情はどうなのか。実際に複業を行っているサイボウズ株式会社チームワーク総研コンサルタント松川隆さん(48)に話を聞いた。 当初、松川さんは複業という言葉にピンと来なかったという。会社員は本業に全力で打...
2020.11.26
ひと昔前までは会社員の副業というと、後ろめたい響きがあった。しかし、政府による呼びかけもあり、積極的に副業・兼業(複業)を認める企業も増えてきた。そんな中、早くから社員の複業を認めてきた企業がサイボウズ株式会社だ。広報の山見知花さん(27)に話を聞く。「サイボウズは2012年から複業を解禁しました」(山見さん) 現在、会社...
2020.11.19
定年後の起業においては、固定費をできる限り抑えたい。その固定費の多くを占めるのが事務所家賃とその運営費だ。本連載でも、新たに事務所を借りるよりコストが抑えられる、レンタルオフィス活用を紹介してきた。 しかしウィズコロナ時代において、出社する場所じたい不要ではないかと考える人もいるだろう。そんな人には、レンタルオフィスよりさ...
2020.11.12
定年、その前の役職定年が近づくミドルシニア世代読者には、新たな活躍の場を探そうとする人も多いだろう。しかし企業はコロナ禍で大きなダメージを受け、その採用環境はきびしい。 以前、お話を伺った転職支援のプロ人事コンサルタント、天笠淳さん(53)は、「まったく凍り付いています」と話す。新しい活躍の場を得るために、ミドルシニア層の...
2020.11.05
カーネル・サンダース氏はシニア起業の先達だった。 今年もクリスマスの時期が近づいてきた。活気づくチキン市場の代表格ケンタッキーフライドチキンの店には創業者カーネル・サンダース(本名ハーランド・デーヴィット・サンダース)氏の立像が立つ。サンダース氏は、無一文の苦境からシニア起業で身を立てた人だ。 書籍「カーネル・サンダースの...
2020.10.29
定年起業に挑戦しようという読者には耳の痛い話かもしれないが、事業を始めたらそれに関わる納税は義務だ。自分1人で小さく創業した場合も、もちろん例外ではない。 『税務署は見ている。』などの著書で知られる元国税調査官税理士・産業カウンセラー・健康経営アドバイザーの飯田真弓さん(56)は、現状国税当局は、無申告者の摘発に力を入れて...
2020.10.22
『55歳から小ビジネスで稼ぐ!教科書』(辰巳出版)を出版した銀座セカンドライフ代表取締役片桐実央さんに「小ビジネス」についてお話を伺う。小ビジネスであっても立派な事業だ。今まで会社という組織単位で事業を考えていた人は、自分ごととして「事業アイデア」を考えることには戸惑うのではないか。 「そんな方は、まず事業アイデアを固める...
2020.10.15
自分が培ってきた知識やスキルを、必要とする人に提供し、ビジネスにつなげられないかと考える読者も多いだろう。知識・スキルのオンライン仲介サービス大手が株式会社ココナラ(東京・渋谷区)だ。同社は、個人がその人独自の知識・スキル・経験を売買できる総合型スキルマーケット「ココナラ」を展開している。 シニア世代には少し敷居が高いかと...
2020.10.08
スマホを副業に活用する人が増えてきた。スマホ1本でライターの副業をしている女性にお話を聞く。50代の女性会社員、尾張圭子さん(仮名)は、隙間時間にスマホだけでウェブライターの副業中だ。むろん会社には届け出済という。 ウェブメディアから依頼され、暮らしやレジャーのコラムをスマホで執筆し、収入は月に5万円ぐらいになる。それだけ...
2020.10.01
2021年4月に70歳までの就業機会確保を目的とした「改正高年齢者雇用安定法」が施行される。 現在の「65歳雇用延長制度」において、企業は(1)定年廃止(2)定年65歳以上への引き上げ(3)希望する社員全員に65歳までの継続雇用-のうち1つを選択しなくてはならない。 来年4月からは、この(2)(3)を70歳以上に引き上げ...
2020.09.24
鳥塚ルミ子さん(47)は、ハンドコミュニケア事業(資格制度、研修、人材サービス)を手掛ける株式会社コミナス(埼玉県東松山市)の代表取締役として活躍している。 同社は、埼玉県東松山市と埼玉りそな銀行、PE&HRが設立した日本初の地域ファンド「起業家サポートファンド」の出資第1号企業だ。 ハンドコミュニケアとは、手のひらや手...
2020.09.18
65歳を超えた定年起業家や定年後に副業をかけもちしている方から、「月々、年金にあと10万円のプラス収入があれば、ゆとりができる」という声を聞く。 この8月、PGF生命より「2020年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」が報道発表された。今年還暦を迎える1960年生まれの男女を対象にしたものだが、『これからの人生で、ひと月...
2020.09.10
本記事では「少額開業」や「退職金に手をつけない起業スタイル」などについて紹介してきたが、大企業に長年勤務して、数億円単位の取引を経験してきた方には、大きな投資を伴わない小さなビジネス、つまり小商いということがピンと来ないかもしれない。 今年「55歳から小ビジネスで稼ぐ!教科書」(辰巳出版)を出版した銀座セカンドライフ代表取...
2020.09.03
定年起業を目指す人の悩みの一つが開業資金の調達だろう。退職金には手をつけたくない。コロナで先行きが見通せない中、貯金にも手をつけづらい。 だがしかし、世の中の流れは「少額開業」に向かっているという調査データがある。 日本政策金融公庫総合研究所が発表した「2018年新規開業調査」によると、開業費用が250万円未満の新規開業...
2020.08.27
白羽玲子(しらは・れいこ)さん(49)が出版社を退職・起業し、6年間手堅く経営してきた東京・台東区の珈琲焙煎所「焙煎処(ばいせんどころ)縁(えん)の木」。ここにも、コロナ禍は大きなダメージを与えた。やはり3月はまったく仕事にならなかったという。しかし、4月ごろからネット通販サイトを中心に、売り上げが徐々に回復してきたと話す。...
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