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2013.10.01

お見合いの場を活用 公的機関のマッチング制度

経済産業省関東経済産業局の「マネジメントメンター登録制度」は、企業で経験を重ね、人脈を築いた定年前後の人たちと、自社に不足しているノウハウやスキルを求めている中小企業のマッチングを支援する制度です。お互いのニーズをくみ取り、“お見合い”の場を提供してくれるのです。当社(銀座セカンドライフ)の会員にも活用されている方がいます。

「企業に長くお勤めで、定年を迎える60歳以上の方が主な対象です。関東経済産業局のホームページ(http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/chusho/management_mentor.html)をご覧になって、条件に合う方はぜひ登録してください。登録された方には、『新現役交流会』をご案内します。この交流会は、実務経験を積んだ方の手助けを求める中小企業と、マネジメントメンターに登録された方のマッチングの場です」(関東経済産業局)

新現役交流会には、各地の信用金庫の取引先で、経営課題の解決を求めている中小企業が参加しています。関東経済産業局と信用金庫のコラボはとてもユニークだと思います。

しかし、これは再就職支援の場ではなく、あくまでも、お見合いの場だということは理解してください。この交流会で、参加している中小企業とマネジメントメンターの意見が合えば次のステップに進み、日を改めて、お互いにさらに話し合いを深めます。そして、お互いが合意し実際に業務が行われた場合には、マネジメントメンターに謝金・交通費が3回分まで補助されます(費用上限あり)。

その後、さらに条件が合えば、企業とマネジメントメンターで業務委託契約を交わすなどのステップに進みます。そこまで進めばマッチングは成功です。

マネジメントメンターの登録はホームページ上で行う必要があり、情報はメールでやり取りされます。定年起業を志す人は、インターネットをある程度使える必要がありますね。