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2016.04.15

【定年起業 私の事業計画書】子供達にIT教育を(後編)

学校・教育関連企業と提携したい中高生向けプログラミングのコンテンツ

 

 会社生活の区切りを機会に、新規ビジネスを立ち上げる中高年が増えている。長年培った経験や技術、人脈などを生かすのか、やりたかったことを優先させるのか。そこには必ず「事業計画」が存在する。当連載では、定年起業を計画・実践している人たちの「事業計画書」を紹介していく。

 

 平山雄三氏(58)は株式会社ソーシャルウィル(http://www.socialwill.co.jp/)を設立し、子供たちに科学の面白さを伝えていこうと、中高生向けのプログラミング教育とその教材販売をメーンとする事業計画書を作成した。前号に続き、収入についての見込み、現在抱えている課題、受けたいサポートなどを語ってもらう。

 


 技術的なことについては自信もありましたし、我が国にとって大切なことだと言う想いもありました。しかし、事業計画通りになかなか行かないものですね。

 事業家計画の中で大きな柱と位置づけた『平山式サイエンスビジュアルプログラミング』の事業展開について、想定通りに進んでいません。

 96時間分、約2年分の教材、サンプルブログラム、そしてもちろんカリキュラムが揃っており、生徒の反応も良く、すぐ子ども向けIT教育の教材になり得ると考えていました。コンテンツとしては充実していると思うのですが、なかなか提携先の企業が開発できずにおります。こちらのマーケティング力に問題があること、また「教えるプロ」の力を借りる必要性を痛感しています。

 できたら、学習塾や学校などの教育関係法人などと提携して、コンテンツを活用してもらいたいと思います。また、マーケティング面をサポートしてくれる企業があればぜひ話をしてみたいですね。


 

 平山氏の教育コンテンツを見せてもらうと、子どもだけでなく、大人でも理解しやすいような動画教材と感じた。平山氏は、その活用をサポートとしてくれるアライアンス先を待っているとのことだ。(藤木俊明)

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企画協力・銀座セカンドライフ

「定年起業」を支援する会社。主催する起業セミナーや交流会は年間100回を超え、起業相談は毎月150件で延べ7000件を超える。銀座・八重洲・新宿・池袋・横浜などにレンタルオフィス「アントレサロン」を計8店舗運営中。問い合わせはフリーダイヤル0120・08・4105